珍客 アカハラ

今月実家での事。
母と話をしていたら、ドカッと窓を軽く殴る様な音がして窓越しに何かが落ちた気がした。
実家で過ごしていた頃、2・3年に1度は起こっていたアレだと思って急いでソレが落ちたであろう場所にサンダルを持ってきて掛け寄る。

と。

・姿勢は保てている
・口が開きっぱなしで大きく胸で呼吸している
・嘴が上手く閉じられず、下嘴が右へ曲がって見えた

・出血はなさそう

Mmmm…..
実家の庭は蛇が出るし、ネズミもモグラもいるし、隣家の猫も通過することもあるし。
最悪、看取るつもりで介抱の方向に決める。
すぐに箱を準備して、箱に移し距離をとって10分経ったくらいで口を閉じられるようになって、その後5分ほどで呼吸も整った。嘴もしっかり噛みあうように閉じられていた。寒さを避けて渡ってきた『アカハラ』らしい。
屋内の景色をゆっくりと見回すが、人をあまり怖がっていないような?

と、飛んだ。 本棚の隅に。(この先母がスマホ動画撮影の切出し画像)これ以上屋内を飛ばれて怪我が増えても困るのでお帰り下さい。と、窓を開けて手を近づけるが逃げようとしない。手をお腹に当てても逃げようとせず。添えた手をパタンパタンと揺らしても動けないのだか動かないのだか。
(実家の猛禽29歳はここに手をあてがうとイヤイヤ手に登るのだけれど‥)
両手でも羽ばたいて安定を取るだけで抵抗が少ない(--; 大丈夫かしらと不安ながらも手に乗り移った瞬間も羽ばたきを始め、一瞬このまんま飛び去るのかと思いきや、バランスを取るだけだった。逃げれやぁ、そんなに人に慣れてもロクなことないだろうし^^;うん〇かけられた。 紫色だけれど、鮮血色は見当たらない。緩くゆすってみたもののやっぱり飛ばない。さっき羽ばたいて正確に本棚の隅に止まったし飛べないわけではないだろうに?取り敢えず降りてもらおうと柵に下ろそうとするものの、降りる気配なし。無視しないでください…。って、マキの枝に載せようとしたら、ようやっと羽ばたいてどこぞへ飛び去って行った。

うちの窓が悪いんだし、茶の一つでも出しておけば良かったか。

珍客よ人家の□は気を付けられたし。
ゴメンナサイ。

鳴き声が聞きたかったなぁ。

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