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チビ太の夏休み的何某2020-Ⅰ 〜弐日目〜

図らずも、当日チェックイン3時間前の宿泊決定。
80平米ほどのマンション的コンドミニアム。GoToTravelキャンペーンで半額でございました。
大風呂はOPENしていましたが利用せず、部屋にあるシャワーの利用のみ。
朝の陽ざしが強すぎて全員6時台に起きてしまいました。自粛続きで場所見知りが強くなったチビ子は昨夜床を歩くのも抵抗していたものの、朝にはすっかり慣れたのかチビ太と追いかけっこを始めます。隠れ場所を変えながら、かくれんぼが出来るサイズ?
さて、朝ご飯の0800まで時間がありましたので、チビ太と二人で海遊びをアプローチ。
先ずは漁港で網を使ってハゼでも捕まえられるかと思いましたが、小型魚船の乗り上げ場に魚が来ておらず無理でした。次に観光入場可能な灯台に向かいましたが、時間的に?閉門されていました。
故、水遊びに向かいます。 川の河口側に小魚がたくさんいましたが、意外と深かったので網で捕獲は無理です。海側へ。
7時台は砂浜も貸切りです。ドローンで遊んでる方がいました。わざとチビの上を飛ばしてくれて、チビ太も帰ったらドローン飛ばしたい!と。

朝食に戻ります。
ちび子の元気が溢れ出て厄介な食事タイムの時期です^^;
案の定お冷の入った水を吹っ飛ばされました。申し訳ない‥。

この土地は小学生の頃、父が夏休みによく連れてきてくれていた場所の為、自分勝手的に馴染みも縁も深いのです。その頃に山遊びや虫集め、釣りも覚えた場所です。でも寂しい事に商店街は衰退著しく、殆どのお店が閉まって長いです。1990年頃でしょうか、バーガーキングがあったとは微塵も感じさせない姿に変わり果ててしまいました。夏の大漁祭で漁船乗船イベント待ちの間、父にBKの皮付きのポテトをねだって買ってもらっていた事が懐かしく、たくさんいただいた何かを、今度は自分が子に何を与えられるのかを問われる気持ちにもなります。

漁港収入は店舗ニーズが減りクロマグロ漁獲規制もありJCFUの調べでは卸売価格の下落維持傾向、漁業以外では観光要素の大きい土地な故、皆の自粛が続いて息が止まって関連業界へも壊死が広がって欲しくない気持ちも大きいのです。
ホテル一つだめになれば、従業員のみならず、飲食関係・清掃関係・園芸関係・運送関係・設備保守関係様々な業種に波及してしまいます。 まして、昨年2019年の激甚災害指定、観測史上最大級の台風15号(爪痕の大きさから今年になって令和元年房総半島台風と命名されました)の後です。
昨夜から訪れていたのはダイアモンドプリンセス号のCOVID-19患者受け入れを表明したあのホテル(県内でも100㎞離れていますがチラシが届いていました)の地域です。

0900チェックアウトして人のまず居ない海へ向かいます。
(この写真不思議な写真じゃないですか?両手塞がっていますが、折り畳みベンチのバッグから360度カメラ[Insta360OneX]を伸ばしてビデオ録画したものを切り出しています。)
2箇所あるスポットのうち1つ目の道を見逃してしまって、2箇所めに向かっていました(汗
帰りに気が付きましたが、1箇所目はロープを伝う場所で、妻チビ子同伴だと難しかったかもしれません。チビ太ともA氏と1度訪れている既知の穴場です。ここならマスクも不要!
引き潮!!! 潮だまりです。潮の干満は調べていなかったのでタダのラッキーでしたが、これは遊べる。。ベンチを展開します。ハゼ・ヤドカリ。チビ太が貝を並べます。ヤドカリは掴める模様。

すれ違った3人組のファミリー(ママは妊娠8か月くらいの妊婦さん)のパパが、「向こうの潮だまりにたくさん魚いますよ!」と声をかけてくれました。
凄いな‥妊婦さんこの道通って来たんだ。と、妻と二人で感心する。
見える範囲で人は100m離れたところのテトラの向こう側に5人未満のダイバーさんしかいなくなりました。ベンチに荷物を置き去りにして、入江反対側のテトラ脇潮だまりに移動。
これは…。行ける(ーー☆)
ここまでくる魚なら浅瀬に追い込むだけです。木の棒もペットボトルも落ちてます。
浅い方に向かって追い込むよう伝えますが、網は上から下に振り下ろして使うっていうチビ太の思い込みが強すぎる^^;
ペットボトルを捕獲箱にして‥

背側が緑色にキラキラしているウルメイワシです。
先ずは、壁沿いに奥へ行き、天の恵みの【拾った流木】で魚群を浅瀬へ追い込みます。チビ太が更に浅瀬へ向かって網を入れ、戻る魚群を網へ飛び込ませ、あわよくば、パニックで砂辺に自爆して打ちあがった魚を手づかみプランです。
イージー!
ところが、流石は鰯‥。 呼吸器の仕組みなんでしょうか、10分も経たずに弱り切ってしまいました。残念ながら調理用のアウトドア火器は携帯しておらず、そもそも持ってきていない。
魚達も放してこの場所を後に。
テトラポット群をチビに乗り越えさせるのは無理がありましたのでスーパーに向かって、昼食を買い出し別の水遊び場へ向かいます。知らない場所へ向かうか、昨夜来た既知の場所にするかで悩みましたが、既知の場所へ。
普段はパラソルで埋まるほど人気の砂浜なのですが、今年はとても疎です(密ならビバークしていましたが)。
寿司21巻で1080円でございます。お腹いっぱい。
ちび子が暴れだしました故、海を歩かせます。チビ太は食べるのがゆっくりなので後から。チビ子、初めての海ですが、グイグイ深みへ向かいます。
昨夜この場所で、暗い海では裸足で砂も踏めず泣き出していたのに、日中だとこんなにも違うとは。やめてくれ~
今日は図らずも日曜定例の親子プールをさぼる運びになりましたが、水着は持っていなかったのでオムパンパン。チビ太も食事を終え合流。
人も少ないのでチビ太も上半身が浸からないところまでOK出します。チビ太だけはサワガニで遊ばせるつもりだったので水着の用意(海パンのみ)がありました。
チビ太、ただ波を受けるだけでも大はしゃぎ。チビ子もうーうー言って、顔に水がかかってもヘッチャラ、転んで顔が水に浸かっても泣くわけでもなく、チビ太についていこうと必死な下の子の強さを感じます。帰り際も直ぐに海へ方向転換して走りだそうとするチビ子を先に引き上げ・・・。

思わぬ海遊びとなりましたが、駐車場も日中はシルバーな方が椅子とパラソルを立て有料。
泳ぎは禁止。ライフセーバーはおりません。代わりに消防の方が見守ってくれていました。
途中、その消防の方に海上保安庁の方が3人組だったかで声をかけに来ていたので…

この遊び方も長くはできないかもしれません。

・水タンクは3人だと10リットルは欲しい。
(妻は出産後紫外線焼けが酷くなり海は帽子から長袖長パンのフル装備で海には出られず。)
自作の水供給システムは通常、畑作業の手洗い用なので体積の関係から5リットルタンクx2(給水と廃水)で車内スペースとのバランスを取っていましたが、海水遊びの時は別タンク確保しないときつかったです。

夏のチビ太の思い出作り第一弾終了です。