2007年9月発売。 Canonのコンデジ最高峰Gシリーズで、オプションも一眼レフと共有のものもあったりと豊富。
2008.11.16 |
797 Modopoket with G9 の写真を追加
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2008.09.21 |
G9とG10 を追記
797 Modopoket をおすすめに追記
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News
大体のはなし
マニュアルカメラっぽい外観とパーツ群は、ちょっと玄人向けに感じるけれど、使ってみるとそんな事は一切なく、カメラ任せで良い画が撮れます。
1/1.7型CCDセンサで35mm-210mm(光学6倍デジタルでサラに4倍)のズーム(F値=2.8-8.0)。接写は1cmまで寄れる。 現像エンジンはDIGIC III。有効1210万画素CCDでA2での印刷もうまく撮影できればこなせます。 劣化を極力抑えてのPC現像作業が出来るRAWモードがあるのも嬉しい。
手振れ補正は、レンズシフト式。
実用上使い物になる画はISO200までだが3200相当まで対応している。 画質を潰してでも撮りたいモノがあるならば3200は嬉しい。
顔優先AFでは「フェイスキャッチテクノロジー」が利用可能。
驚きなのは、動画の処理能力で1024x768サイズで15fpsでの撮影が可能だ。これは、動画を撮るのであればSDカードはSDHC対応で8Gは欲しい。
後にDVDに残しても、画質の悪さを感じることは少ない。
2008年9月。
後続機のG10が発売されたが、広角側がG9の35mmからG10の28mm この違いは屋内では大きく違う。 今買うのであれば、G10がやはり良い。より大きなサイズの動画を撮りたいのであれば、何故かG9の方が動画最大画素数が上なのでG9をお勧めするかもしれないけれど、DIGIC3とDIGIC4の差は出ると思われる。
望遠端が140mm(G10)と210mm(G9)[35mm換算]で望遠端もG9優位だけれど広角側が28mm(G10)と35mm(G9)[35mm換算]なので、広角側はG10優位。
利用シーンによるんだろうけれど、コンパクトデジカメで望遠端が生きるのは明るい時だけだろうなぁ・・なんぞ。
どちらにしてもPowershotのGシリーズは高額なので痛いけれど・・。
水中撮影
式根島にて二日間シュノーケリング海中撮影。
JIS保護等級8の水深40mm対応なG9専用防水ケース。 安っぽいけれど、ポップなデザインと言うならば響きは良い?
水中撮影。画質はそれなりに落ちるが、このカメラで画質が落ちるなら、他のコンデジならもっと落ちるのでは?といった印象。海中撮影に二日間(賞味11時間程度潜った)程度の利用感だけれども、動画も静止画もコツが分かれば思ったように撮れてくる。
透明度の高い晴天下でない限り、ISO200以下での動く被写体の撮影は難しい。
完璧綺麗に撮りたいのであればライティングは必至、かなり高額になるので、そこにお金をかけるのであれば、一眼レフで揃えた方が賢いとだけは。。。
G9とG10
G9 | G10 | |
画素数 | 1240万 | 1470万 |
焦点距離 | 7.4(W)-44.4(T)mm [35(W)-210(T)mm] |
6.1(W)-30.5(T)mm [28(W)-140(T)mm] |
レンズ構成 | 7群9枚 両面非球面レンズ1枚 |
9群11枚 両面非球面レンズ1枚 |
倍率 | 6倍 | 5倍 |
シャッタースピード | 1/60~1/2500秒 | 15~1/4000秒 |
画像処理 | DIGIC 3 | DIGIC 4 |
動画最大サイズ | 1024x768 15fps | 640x480 30fps |
多少の差はあるが、G9が値崩れしたとしても、買いがG10である事は間違いない。
G9のアドバンテージは望遠端と動画サイズにあるが、通常の撮影範囲であればG10を選ぶのが普通だろう。 何よりも基本的な現像エンジンがパワーアップしているのだから、作画そのものが違ってしまうためだ。
おすすめ
プロの三脚専門メーカManfrotto社の 797 Modopoket(カメラスタビライザー)。 これは絶対にあると便利!! [ Made In Italy ]
簡易三脚とも言える? 必要な時に底板を開いて台にします。普段は折りたたんで装着したままでOK、そのまま雲台にも載せられます。
スーパーローアングルからの撮影も可能になる。
厚さは6mm、G9でも前後にはみ出さず奥行きは丁度で邪魔になりません、使うときだけ静かに役立ってくれるありがたい逸品。
最大耐荷重は500グラム
問題は、電池やMSの出し入れに、必ず一度、これを外さなければならないことだろう。
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