iPadPro以外は、大きさも暑さもほとんど変わらず、利便性向上のセンサーは3D-Touchなる感圧センサを搭載したディスプレイユニットに。
( 撮影時の押し込みってブレの原因に・・ )
パパ的には、動画を弄って遊ぶのも重要な要素なので、4K撮影/4K再生は気になっていました。
ところが、4K標準時代へ絶賛遷移中のこの時期の新製品発表会に。
”4K撮影できても4K再生出来ないラインナップのみ”の発表会
なかなか、笑わせてくれます。どんなに処理が高速化、UIが多様化しても補えない部分です。 画面解像度が一番高いiPadProでさえ、4k[8,294,400]:iPadPro[5,595,136]と4Kの67%解像表示止まりとは… コレ如何に。
参考までに、それぞれの動画サイズ規格の内容です。
表記 |
表記2 |
横x縦 (主に) |
秒間コマ数 |
1分間容量 |
5分間容量 |
720p |
HD |
720×480 |
30fps |
60Mb |
300Mb |
1080p |
FullHD |
1920×1080 |
60fps |
130Mb |
650Mb |
1080p |
FullHD |
1920×1080 |
60fps |
200Mb |
1000Mb |
4K |
4K |
3840×2160 |
30fps |
375Mb |
1875Mb |
上表のサイズ規格を踏まえて、新iOS搭載機とXPERIAZ5シリーズ(正式発表はされているが、今日現在発売日はアナウンス無しで、10月末発売と予想されている)と比較してみます。
iPad Pro |
iPad Air2 |
iPad mini4 |
iPhone 6s plus |
iPhone 6s |
12.9inch |
9.7inch |
7.9inch |
5.5inch |
4.7inch |
1200万画素 |
1200万画素 |
1200万画素 |
1200万画素 |
1200万画素 |
動画撮影 1080p |
動画撮影 1080p |
動画撮影 1080p |
動画撮影 4K [30fps] |
動画撮影 4K [30fps] |
2048×2732 |
1536×2048 |
1536×2048 |
1080×1920 |
750×1334 |
264ppi |
264ppi |
326ppi |
401ppi |
326ppi |
723g |
444g |
304g |
192g |
143g |
32/128 GB |
16/64/128 GB |
16/64/128 GB |
16/64/128 GB |
16/64/128 GB |
97K/115K/135K 円 |
67.8K/78.8K/89.8K 円 |
61.3K/73.2K/85.1K 円 |
98.8K/110.8K/122.8K 円 |
86.8K/98.9K/110.8K 円 |
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動画撮影中に手ぶれ補正 |
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XPERIA Z5 Ultra |
XPERIA Z5 TABLET |
XPERIA Z5 |
XPERIA Z5 Premium |
XPERIA Z5 Compact |
6.44inch ? |
10.1inch ? |
5.2inch |
5.5inch |
4.6inch |
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1/2.3inch 2300万画素 |
1/2.3inch 2300万画素 |
1/2.3inch 2300万画素 |
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動画撮影 4K[30fps] |
動画撮影 4K [30fps] |
動画撮影 4K [30fps] |
2160x3840 [4K] ? |
3840x2160 [4K] ? |
1080×1920 |
2160x3840 [ 4K ] |
720x1280 |
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323ppi |
806ppi |
428ppi |
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154g |
180g |
138g |
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32GB+mSD
[最大200GB] |
32GB+mSD
[最大200GB] |
32GB+mSD
[最大200GB] |
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94K円 (海外) |
100.4K円 (海外) |
74K円 (海外) |
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防水防塵(IP65/IP68) |
防水防塵(IP65/IP68) |
防水防塵(IP65/IP68) |
今回、4Kでの動画撮影が可能になっても、iOS搭載機で4K再生しようとするとどの端末で見てもダウンコンバートされた表示にしかならないんです。
iPadProなんて12.9インチもあるのに。 orz
4Kについては、再生デバイス普及率も低く、搭載に否定的な評判も多い様ですが、今後主流になることは明白で、不要な方は不要で構わないでしょうが、来年4K再生対応したiOS新モデルを見たら何と言うでしょうか、一年遅れ?で肯定し絶賛・称賛するのではないでしょうか?
スペック表だけを見ると 。 ですが、こうなるとXPERIAが気になってしまいます。
NFC でモバイルSuicaや・高解像度カメラ・防水防塵(水中撮影は保証外だそうです)・フルセグ/ワンセグ(災害時にパケット使わずに受信できるのは有難い)
やはり、Androidの拡張性は頼もしいですね。
ベイビーの不意な撮影チャンスはスマホサイズでないと携行に難がありますし、将来ベイビーが再生する時代のことを考えると出来るだけ高解像度で残しておきたいところです。 パパのスマホ用途はそんなホームビデオ撮影的要求要素が大きいのです。
で、今回のApple発表会ではAppleTV以外は、ほぼiPadmini3の新製品追加程度の棒読みサプライズしかなかったのです。CPUも大幅に進化しているようですし、勿論、スペックだけが全てじゃないでのですが。
PDA時代の人なら誰もが知っています。
iPhoneの台頭によって、感圧式タッチペンの精密なタッチが世の中から消えたことを。 その反面、静電容量式のフリック入力が片手で素早い文字入力を実現しました。 その後hTcがFlyerという、静電容量式/感圧式両対応機を出しましたが、トレンドには至りませんでした。 その後暫くしてGalaxyNoteにSペンという革新的スタイラスペンが搭載されましたがアレは当時の周辺技術的にApple Pencilより評価されるべき代物だと今でも思います。Apple Pencilを充電する出で立ちをジョブズ氏が見ていたら卒倒していたかもしれません。
従来、実現され主流になっていたものを、忘れた頃に現在の周辺技術を利用して再現しただけのようなもので。デバイスの実現アプローチに違いはあれ、利用者にとってはリメイクされただけのものにすぎません。(あれば活用の幅が広がるのは当然なのですが、精密ペンデバイスはAppleが駆逐したようなものでした。)
iPhoneがスマホの普及を加速したことは事実ですが、日本のスマホ初代は従来PDAに搭載されていたWindowsMobileからの遷移であって、ケータイ(ガラホ)からのものではなく、PDA (WindowsMobile・CE・Clie・Palm)側からのアプローチであった事を意識に留めておく必要があります。
何故なら、PDAの頃より大幅に不便になった標準UI 。それは、WindowsMobileが落ち目となり、iPhoneの大衆浸透と同時に”モバイルOS=アプリアイコンを並べる単なるアプリケーションランチャー化”が一挙に進み、モバイル情報端末としての機能性を退化させてしまったところから、『一般的なスマホ』としての歴史がスタートしてしまったからです。
ウィジェット(Android/JBiPhone)やタイルアイコン(WP)はアプリの取得した情報をPDAの様に、思い通りに並べるものとはまた意味が違っており、全く異なるもので柔軟性に著しく欠けているのです。
勿論、何が使いやすいのか?という点では個人でニーズは異なりますが、現在市場を占めているモバイルOSのホーム画面は、単なるアプリランチャーに毛が生えた程度でしかないという、葬り去られたグローバルスタンダードな状態にあるという事は気に留めておきたい事実です。
今回のラインアップは、端末サポート額がそこそこを保っているうちに、一括負担額が値崩れした頃を見計らって、通信維持費の安いApple端末を契約。
別の手段で、XPERIA Z5 PREMIUM か XPERIA Z5 TABLETを手に入れないことには(焼き付きに泣かされたAMOLED 以外の)モバイル4K再生環境が整わない模様です。
iPadProは、市場に珍しい個性として、大きな一つの可能性を示してくれました。大きさだけでも可用性が広がるのだから。
個人的に、iPadProのサイズには、雑誌を紙媒体よりも綺麗に表示できて、見渡しも効く。ジョブズ氏がいたのであれば(現在の流通市場を見る限り)そのくらいのサプライズを用意できたのではないかと。そんな端末を期待していました。中華パッドでは、4Kディスプレイ&WIndows10/AndroidデュアルOSタブレット機が4万円程度から出揃っているのです。
故に、このサイズにAppleが堂々と用意できるサプライズだったと考えてしまいます。もしかしたらApplePencilとの調整が間に合わなかったなどもあるかもしれませんが、サイズがデカいだけのサプライズに終わってしまいました。
マルチウインドウ操作は既にJB環境なら実現できていますし、目新しくもないですね・・。 唯、iOS9自体は、デフォルトアプリが使い易くなり、より美観の上がった使い心地であったりと、良い更新なのですが。^^
それに、iPadAirサイズで4Kディスプレイ載せてるタブレットは既にとっくに世に送り出されていますから、それらに、少しでも代わることが出来るかというと、iOSアプリでは現実的に作業できる内容が広がらないですし、あまりに高額です。
3DTouchも導入するのであれば、それ以前に『列数行数すら変えられないホーム』だとか、『既存のiOS機器をJBでソフトウェア的に実現出来ているとても便利な(わざわざハードを足さなくても実現できる)OS操作性』を取り入れるほうが、よっぽどOSそのものの評価も生産性も上がっただろうに。と。
そして、3DTouchも、JBを利用することでようやく真価を発揮することになる。っていう残念な未来が自分の中では見え隠れしています。
Appleのブランド力で どこまで日本で表に出ない先端デバイス群との真価の差に気が付かないコヒツ… (以下省略)
AppleTVで発表会リアルタイムで観てたのに、そんな超個人的所感でした。
=== おことわり ===
iOS機の革新はどこへ行った? Apple頑張れ!
現在のパパメインスマホはiPhone6[JB]
・ AppleTV 2Gen
・ iPodShuffle 4G[刻]
・ iPodTouch 1[刻].3[刻].4[刻].5[Red・刻]
・ iPhone 4S.4S.5.5.5C.5S.6.6plus
・ iPad 3.Air
・MBA11inch -2011 (i7 1.8GHz/4G/256GB)
全て手元に残ってるAppleの奴隷。
とは言え、泥・黒苺・Meego・窓携・窓電話らを足せば林檎のx倍の端末が・・・
通話機のW63T(2008年夏モデル)はしばらく交代予定がなさそうですが。