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体を冷やす食べ物について

これ、昔からよくわからない。というか納得がいかない。(--;
ためしてガッテンで何やらやっていたのを見たこともあるのだけれども、どうもTVベースの健康情報TIPS的なものは胡散臭く感じてしまうのであります。

そんな人間は少なくないようです。

食べ物の陰陽説に科学的根拠はあるのでしょうか?(Yahoo知恵袋)

面白い・・・・。
・例え話で理屈の様に話の根本をすり替える人
・治療効果は科学的に物理的に第3者の目から見ても分かるような証明がされないといけないと冷静な人
・黄帝内経に科学的根拠はないとして語る本場の中医師の方
勿論、どれも唯の落書きと捉えるべき無責任なネットの掲示板ではあるのだけれども。

あまりにも大きな市場と歴史を持つ、根底の謎めいたものなのに何故か信頼されている民間療法のひとつって言えそう。

No.9 – 日本予防医学会(日本予防医学会) 【PDF】

それでも救われたいと思う方が救われるのなら、そればそれで勝手に救われれば良いと思ってる。そうやって世界のバランスは保たれているようなものだし、それが原因で起きる戦争も歴史の中で未だ繰り返されているわけですが。

 

だが、誰かが吹き込んだ体を冷やす食べ物にって言った奴は困った奴だ。
こっち見んなとまでは言わないまでも、スルーで十分だと考えていたこの陰陽説とやら。
どうやらスルー出来ない状況にまで至ってしまっている様子だ。

そして、賞味期限管理の苦手な妻。(自家熟成が得意)

冷蔵庫の梨、これはきっと腐らせるつもりなのであろう・・・・。

妻よ、旦那は宗教も漢方も否定も肯定もしないけれど、冷蔵庫のものは大切にしなさい
食べ物陰陽説が正しかろうと、正しくなかろうと。だ。

勿論、薬食同源は言わずもがな。
成分そのものまで切り詰めれば、薬理作用もあり、人体内で意図しない薬理活性を見せる組み合わせもあることは理解できるのだけれども。
そういった組み合わせがあったとして、体に現れるに至るまでには、量・薬理活性の強さ、摂取する栄養よりもその効果は体に負の影響を及ぼすものなのか。

どうなんでしょうね。 その対象となる食品だけが食卓に並ぶわけでもあるまいし‥

(妻は興味ないけれど) みのもんたよりも栄養学
(妻は興味ないけれど) ワイドショーよりも公衆衛生学
スポンサーの顔色を伺うような情報類は参考にしても、真に受けるようなもんじゃない。50年後に野蛮だと罵られても良い、現在観測・測定可能な事象範囲だけで十分だから、統計とエビデンスで成り立った学術の方法に則って考えくれないのだろうか。
体温計挟んで飯食えよ。 と、思うのは私だけなんだろうか。
恒常性はそんなに脆いものなのか?

それとも、根拠の曖昧なものにすがらせてしまうほど、追いつめてしまったのだろうか。  根拠のわけわからんものをあっさり信じるとなると、この先が面倒になりそうな気がしなくもない。
(ー、ー;
妊婦本・子育て本に体を冷やす~ と記載するならば、学術的根拠・資料を公的なデータと共に示すべきで、それらを示せないならば 本来摂れるべき栄養を積極回避させる有害行為の流布 ”  する有害図書よね。
流行に重きを置きある程度の不正確さを許容する一般雑誌と、妊婦/子育て本を同じ感覚で編集されても困るわな。

明日は、体温まで温めた梨を10個食べて体温の変化を計測してみますかね。

なんかね、わけのわからん事言われてせっかく買った梨が手つかずで一気に疲れが爆発してダメ・・ 頭痛い。